この四半世紀、最も成功した自動車ブランドといわれる独Audi社。先進性とインテリジェンスなブランドイメージが世界的に評価され、いまや世界主要各国の政府公用車の中でも高級セグメント市場を独占するまでに至ります。

そのAudiが創業100周年を迎える今年2010年。この記念すべき節目に日本における中枢機関 Audi Japan本社が、新たな100年へ向けての事業戦略を表現する一環として本社リノベーションのプロジェクトを始動させたのは、昨年（2009年）夏。
この100周年リノベーション・プロジェクトに参加することができた私たちネクストは、先進的かつ知的なブランドイメージを表現することを目的としたリノベーション・プランに欠かすことの出来ないビジュアル演出として、コンテンツを最もスマートに表現できるGLAS LUCEを提案しました。

Audiドイツ本国から提案されるディスプレイ什器との比較検討の過程でGLAS LUCEの導入が色濃くなってきた折、リノベーション担当の方から『GLAS LUCEだけは社長以下、全社員にも新年のサプライズにしておきたいのですよ！皆ただの改装工事くらいと思っていますので』と。
そのため、GLAS LUCEに表現するコンテンツ内容やビジュアルの配置数や位置、モニターサイズからオペレーションに至るまで、幾度となく行われるミーティング、実際のインストールまですべて秘密裏に進行させていくこととなりました。

そして2010年、年明け初日。
エントランス＆ミーティングルームにビルトインされたサプライズのGLAS LUCEを見たAudi Japan ドミニク・ベッシュ社長は何度も何度も2つのルームを行き来した後に笑顔で一言。

『 It’s Perfect!! 』

すべての来訪者にインパクトを与えるエントランスホールのWHITE GLAS LUCE。
美しく設えられたGLAS LUCEに映し出されるビジュアルが、躍動的なブランドイメージを与えます。

ミーティングルームではBLACK GLAS LUCEに3台のモニターが浮かび上がります。映し出されたコンテンツは状況により自由に3台のモニター間を移動することが可能。静かに流れる良質なサウンドはLINNのインウォール・スピーカーから。3台のモニター全てのサウンドをスイッチすることを可能にしています。