映画紹介第2弾!今回は邦画です。

この作品を見終わった後、無性に母親の声が聞きたくなりました。
親はいつまでも元気でいてくれるものだと、思いがちです。
自分より歳をとっているのだから、順番として先に逝ってしまうのは、
当たり前のことなのに・・・。

『親孝行したいときに親はなし』
そんな言葉が頭に浮かびました。

是非、男性の方にお薦めしたい作品です。
出来れば、誰にも邪魔されず一人でこっそりとご鑑賞ください。
そして見終わった後は、少しだけ、
大切な人の前で素直になってあげてください。

東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 2007年(日本)142分
原作:「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー
監督: 松岡錠司
出演 : オダギリジョー / 樹木希林 / 小林薫 / 内田也哉子 他

(あらすじ)
1960年代。3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。
オカンは女手ひとつでボクを育てた。オカンの作る美味しいご飯を食べて、ボクは成長した。
15歳になって、ボクはこの町を出て行きたくなった。大分の美術高校に入学し、東京の美大をなんとか卒業するが、仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。
そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かった。